一生を共に

日常

9月30日、実家で飼っていた愛犬が永眠しまして。
私は実家を出てしまっているので、父から送られてきたLINEが全てなのですが。

亡くなった当日の朝、普段通りの犬の写真が送られてきまして(アイキャッチ画像がそうです)。
持病の専門の先生が動物病院に来ているからと予約を取っていて、精密検査を受けるために預けていました。
結構長い時間がかかると事前に説明を受けていたので、20時頃に迎えに行くと父が言っていたので、気を付けて行ってきてねとLINEを返しました。

20時過ぎぐらいに父から急にLINE通話がかかってきました。
普段は自分から電話をかけてきたりしないので、犬に何かあったんだなと思って出たら、電話口で大泣きしていて。話の内容を聞いたら、犬がもうダメだ、死にかけていると。

朝まであんなに元気だったのに? なぜ急に? と混乱こそしたものの、そんなことより「犬が死ぬ」と思ったら私も涙が止まらない。
この間、11歳の誕生日を迎えたばかりなのに。確かに子犬の頃から病気がちで、最近は心臓も腎臓も弱っていて、今後大きな病気をしても手術には耐えられないから覚悟しておいてほしいという話はされていました。しかし、いざそのときになってみると、やっぱり辛いし悲しかったです。

動物病院の先生や看護師さんが手を尽くしてくれましたが、最期は家に連れ帰って家族で看取ることにしました。
私は遠方のため帰ることが出来ず、一緒にいてあげることが出来ませんでしたが、父やもう1匹の同居犬が無事に看取ってくれたようです。病気での急死ではあったものの、痛みや苦しみはなかったようで、最期は安らかな顔をしていました。普段の寝顔と全く変わらず、ただ寝ているだけなんじゃないか、名前を呼んだら目を覚ますんじゃないか、と思いました。私にとって、これは大きな救いとなっています。

葬儀は実家の近くにあるペット霊園で行い、そちらで一部の遺骨を分骨してもらい手元供養用のメモリアルポットに、残りの遺骨を納骨してもらいました。
近々実家に帰り、メモリアルポットを引き取りに行く予定です。

幸いにして旦那も実家で犬を飼っているのもあり、手元供養するための仏壇を家に置いてもいいと言ってくれているので、少しずつ買い揃えて行こうと思います。

亡くなってまだ3日ほどしか経っていないのもあり、仕事もほとんど手につかず。かといって休んでも、色々と考えてしまうので……。まだやることあるだけマシなのかな。心の中が空っぽになったような、生き甲斐をひとつ失ったような。かといって私が自暴自棄になるのも、愛犬は望んでいないと思うので、気をしっかり持たないとな……。

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